★ADHD(注意欠陥多動性障害)★

 いつも目まぐるしく動き回り、心配になるほど落ち着きがない。「不注意」「多動性」「衝動性」に問題を抱えている。そんな子供が増えています。
 脳内神経伝達物質ドーパミンの代謝異常が原因といわれています。親の過保護や放任がもとで、行動のコントロールができない、いわゆるわがままな子とは、区別して考えましょう。
 ADHDの子は学齢期のこどもの5〜8%を占めるといわれています。クラスに数人はいるということです。意外に多いと思いませんか?
 一口にADHDといってもタイプも様々です。気が散りやすいというだけで、他にはほとんど問題を抱えていない子。精神発達に多少遅れのある子(そのために実年齢より少し落ち着きがない)。自閉症の子(特に幼児期に多動傾向がある)。中には日常生活に支障をきたしたり、周りの人達に困惑をもたらすほどの問題を抱える場合も少なくありません。LDとの合併が多いことは知られていますが、ADHD=LDではありません。その数は半数程度です。いずれにせよ、この子達の殆どが小学校の高学年頃には、症状は落ち着いてきます。大切なのは、その間、周りの大人がどのようにその子に接していくかという事だと思います。多動症の子は、その多動である部分より、その為に自分自身に自信がもてずに消極的になったり、自暴自棄になると言う二次的な障害の方が、はるかに重要だからです。
 この子達の良いところを見つけたら、思いっきり誉めてあげて下さい。何か皆の役に立つ仕事を持たせ、自信を持たせるのも良いと思います。小学校低学年は、特に、多動傾向が強く精神も未熟なので、トラブルも多いと思いますが、社会でのルールなどは気長に繰り返し繰り返し教え、あまり執拗に叱責する事などはないように心がけたいものです



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